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街中を歩いて、当たり前のように通り過ぎる両側の建物。



でももしそれらの建物が、実は正面だけの張りぼてだったら? その裏側に何もない、虚像の世界だったら?



そんな世界観をフォトショ加工で垣間見せてくれる、フランスのフォトグラファーZacharie Gaudrillot-Royさんの「facades」シリーズ。

建物の道路側の正面だけが残され、その側面から背後のすべてが消されてしまった世界とそこに生きる人々を表わしたシュールな作品です。



いつも通り過ぎるその街並みの裏側が、現実か否かと悩んだことはあるでしょうか。車で通り過ぎるその街の路地を入った奥に、どんな世界が広がっているのかを意識したことはあるでしょうか。



もしも自分が見ているものが全てであると考えてしまっていると、実際に存在している多くの人々の生活や考え方を無視してしまいかねません。そう、これらのアートが示すように。



私たちは、表面に見えるものだけで生きているのではなく、その背後にある様々な人々の存在や考え方ゆえに生じている出来事と関係性によって生きながらせられているのだ、ということを教えてくれているようです。



私たちは一人で生きているのではなく、街に居る様々な人々と共に生きているのです。そんな当たり前のことを忘れてはいけない、気持ちにさせるこのアート作品。

今日この後、建物の裏側にある様々な人生のともしびに少しだけ気持ちを向けながら、街を通ってみるのも良いかもしれません…。

Dissected Buildings: Sliced Facades are All Appearances [web urbanist]
[ZACHARIE GAUDRILOT-ROY – PERSONAL PROJECTS]

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