SHARE


なんとも、心の琴線に触れる一枚の写真。なんだろう、このあたたかさ。

日本の写真家、Otsuka Chinoさんによる作品「imagine finding me」シリーズ。昔の自分自身の写真に、大人になった自分をポッと落とし込んだ写真なのです。



誰でも、幼いころの自分が抱えていた感情が、ふっとわき上がることがあります。そして、抱きしめてあげたくなる。

幼い表情の横に立つ大人になった作者の表情は、極めて穏やかな真顔ですが、素っ気なくもあたたかく抱きしめているように見えます。




同じ情景に今の自分を落とし込むことで、あの時に持っていた無邪気さや多感さを生々しく感じながらも、全部ひっくるめて「そのままでいい、そのまま育ったらいいよ。」と言ってあげているようにも見えてきます。

そして、幼い自分をまっすぐ認めて応援することで、自分自身を再発見する。



彼女の両親は、”ものすごい贅沢はさせてあげられないけど、その代わり、経験をたくさんあげよう”という思想の持ち主で、小さな頃から、両親と各国を旅しました。高校時代はイギリスの、”勉強すること、その方法も全て自分で決める”という、ユニークな校風の学校で育ちました。

そんな背景が、より客観的に、そして、冷静ながらも、愛をもって自分自身を見る人格を育てたのでしょうか。



なんだか、昔の自分に会いたくなりました。明日は、昔のアルバムを開いてみよう。そしたら、またゆっくり前に進めそうな気がする。

chino otsuka insert her adult self into photos from her youth [designboom]

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense