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一見シンプルなモノクロで描かれたこのブルックリンブリッジ、実はタイポグラフィーで構成されているんです。



これはデザイナーのCameron Moll氏による作品。過去にローマのコロッセオソルトレイクのテンプルスクエアなどを同じように描き、活版印刷でポスターとして仕上げ販売しています。



このブルックリンブリッジの作品が完成し販売されるまでには、延べ3年もの年月がかけられています。



彼は3年前、初めてブルックリンブリッジに訪れ、その姿に魅了されました。

彼曰く、当初はこのプロジェクトに3年もかける予定は無かったそうです。しかしたった一度見ただけでは完璧にイメージすることが難しかったので、彼は何度も何度も訪れ写真やムービーを撮ったり、David McCullough氏著の「The Great Bridge」を読んで橋のことを学んだり、この橋が建造中の1869年から1883年の間にデザインされたタイプフェイスの研究をしたり…熱心に調査を繰り返しました。



ついに最終的な仕上がりのサンプルとなる、詳細まで読み取れる写真を撮った彼は、本格的な制作に取りかかります。



PANTONEのカラーサンプルを持って実際に橋の脚にあてて絶妙な色を決め、Bjørn PressのBryce Knudson氏による活版印刷の準備も進めます。

そしてKICKSTARTER上でのクラウドファンドも成功し、無事作品は印刷、発売されたという訳です。

しかし実は…ブルックリンの綴り「BROOKLYN」が「BROOKYLN」 と間違っていたのです。

そんな訳で現在は、「(Corrected)」バージョン、つまり正しい綴りになった、修正版の作品のプレオーダーがこちらで受付中です。

初版のミススペルバージョンを手に入れた方はある意味レアかもしれませんね!

とにかく彼の努力とこの細密な仕事は目を見張る素晴らしいものです。



ブルックリンブリッジやこの作品にまつわる単語も、タイプフェイス群の中に上の写真のように隠れているらしいですよ。

Cameron Moll’s Typographic Letterpress Print of the Brooklyn Bridge[COLOSSAL]
The Brooklyn Bridge in Letterpress Type by Cameron Moll[KICKSTARTER]
cameron moll
Bjorn Press

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