暑い夏ももう終わり。過ぎ去る季節と思い出を惜しみながら、こんな脱力系アートはいかがでしょうか。

知る人ぞ知る、アートユニット「現代美術二等兵」が作り出す〝駄美術〟なるアート作品。籠谷シェーン・ふじわらかつひとのユニットで、お菓子の中に〝駄菓子〟があるように美術界にも「駄美術」があるのではと命名されました。

先の蚊取り線香は籠谷シェーン作。曰く「人類最大の謎といわれるナスカの地上絵を模った蚊取り線香を作ってみました。〝おお!これは一体 なんのために!?〟と驚くうちに蚊が煙に巻かれますように」。



ふじわらかつひと作「フライング」。こちらも夏らしい作品に仕上がっています。

ユニットではありますが、作品は共同でひとつのものを作るのではなく、それぞれが制作し、展覧会時に持ち寄るソロ二人組み形式。ユル〜く先鋭的な作品を発表し続け、今年で活動20年超。



ふじわらかつひと作「バーチャルスイミング」。目から上の頭部が走り回るラジコンです。これが走るとどこでも水面に見えるというもの。



籠谷シェーン作「かがみ餅」。



ふじわらかつひと作「テディ○○」。こちらの作品、制作したのは目・鼻・口のパーツだけ(目だけで直径50センチくらいあります)。これを取り付けることによって、その空間自体が作品になる〝フレキシブルアート〟。建物や乗り物など取り付ける場所によって「テディ ギャラリー」「テディ 観光バス」「テディ裁判所」と名称を変えて楽しめます。



籠谷シェーン作「勝負下着」。



ふじわらかつひと作「電池のしくみ」。これ、結構手間もかかってます。一見すると人の細工に目が行きますが、「透明の電池そのものをつくるのが実は大変だったんです」。直径の近いアクリルパイプを切って電池の上下の部分は本物を型取りし、樹脂を流し込んで作ったもの。置くと見えませんが底に当たるマイナスの面もちゃんとつくってあるそう。

こんな脱力系アートにハマったあなた。結成15周年を記念して発行された作品集『駄美術ギャラリー』もあるのでぜひ。



歴代作品を中心に選び抜かれた珠玉の駄美術をカラーで一挙公開しています。すべて現代美術二等兵による作品解説つきで笑えること間違いなし。

今年は神戸・六甲山で繰り広げられる現代アートの祭典「六甲ミーツ・アート芸術散歩2013」にも参加。六甲オルゴールミュージアムの展示室と前庭にその世界を展開します。

気になる作品の数々はアーティストサイト『月刊駄美術手帖』をチェック!

月刊駄美術手帖

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense

Ranking