窪田絵理

窪田絵理

すっかり携帯電話が主流の社会。日本と同様に、ニューヨークでも公衆電話の利用頻度は落ちています。だけど、そこには通信ネットワークがあるので破棄するにはもったいない。もっと市民のために有効に使えるのではないか。

そんな中、公衆電話の業者契約が2014年に失効するそうで、再開発のチャンスだ! と、市がイノベィティブなアイデアを募集しました。その最終選考作品の中から、気になる2つをピックアップしてご紹介します。



1つ目は「NYfi」と名づけられた、公共の情報ポータルサイト。タッチスクリーンで街の情報を得たりワイヤレスインターネットのハブになったり地下鉄のカードをチャージしたりパーキングのチケットを買ったりと用途はいろいろ。もちろん電話としても使えて、すでに街にあるいくつかの機械を包括するシステムになっています。



2つ目は「NYC LOOP」と題された作品。「NYfi」と同様に、タッチスクリーンの電話で、ニューヨークのさまざまな情報が得られます。さらに、プロジェクターによって、イベント情報や広告が歩道に表示されます



裏側から見るとこんな感じ。踏むと発電するプレッシャープレートが歩道に埋め込まれています。さらに、屋根やベンチがついていたりと、工夫がみられるデザインです。

ニューヨーク市民のコミュニケーションを助け、さらにビジネスや文化にも貢献するデザイン。そしてエコロジーの要素も評価のポイントのようですね。

これらがいつ実行されるのか、楽しみです。

NYC Announces Winners of Design Challenge to Reinvent Payphones for the Future [Inhabitat]
[Reinvent Payphones]

窪田絵理

NY在住20年のベイビーブーマー。もうすぐ博士課程を卒業。専攻は臨床健康心理学。「病は気から」を研究する学問です。既にセラピストとして、認知行動療法などを介入して活動中。心と体に作用する、瞑想、霊気、タロット、アロマセラピーなどをセッションに用いています。通訳や翻訳の仕事も大好き。最近はセックスセラピーもしようと思案中。

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