子どもにワクワクや楽しさ、悲しさ、教訓などを教えてくれる絵本。大人になって読んでみると、また違った印象を受けることもあるかもしれません。夜眠る前に、雨降りの日に、もちろん、晴れの日だって、絵本を読む時間は、きっと、貴重な時間となることでしょう。

というわけで、大人も子どもも楽しめる絵本の紹介をしていきたいと思います。
第21回は、にしまきかやこ作・絵 『わたしのワンピースです。

1969年初版の絵本です。

ストーリーはこんな風。

空からふわふわ落ちてきた真っ白な布で、うさぎさんはワンピースを作ります。その白いワンピースを着てお花畑をお散歩すると、ワンピースはいつのまにか花もように、雨が降り始めると、水玉もように変わっています。

行く先々で、草の実、小鳥、虹色、星などの模様に変身するワンピース。

ラララン ロロロン

「わたしににあうかしら?」

うさぎさんが真っ白いワンピースを縫い、それを着て歩くと、風景とともにそのワンピースの柄が変わっていきます。

そんな単純なお話ですが、カラフルに変化していくワンピースの柄に、「次はどんな柄かな」「こんなワンピース着たいな」「こんなところに行ったらどんな柄になるのかな」と、絵本の醍醐味ともいえる繰り返しと想像性を楽しむことができる絵本です。

子どもたちでも、うさぎちゃんやワンピースの絵を真似して書くことができそう。

「ワンピース」に注目して、似合う・似合わないと盛り上がることもでき、もしかしたら、子どもたちが出会う最初のオシャレ本なのかもしれません。

女の子はもちろん、男の子もくるくると変わる柄に心奪われるようです。大人もこんな風に自由に楽しくファッションやまわりの風景を楽しめるといいですね。

わたしのワンピースは、グッズもたくさん出ていますし、40年以上経った今でも、色あせない大人気絵本。

やさしいファンタジーの世界をぜひどうぞ。

にしまきかやこ作・絵 『わたしのワンピース』(こぐま社)

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