林 美由紀

林 美由紀

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その1冊で、日常の何げない風景を、はたまた空想の世界を楽しむことができる絵本。もしも自由に座ったり、寝っ転がって読める絵本屋さんがあったら…。

中国の北京にある「童書書店(Kid’s Republic)」は、まさにそんな子どもたちのための絵本専門店。デザインは、日本のデザイン事務所「SAKO Architects」が担当したのだそう。

1階は絵本の読み聞かせやアニメの上映用のイベントスペース。そして2階は絵本専門店です。1階から2階に伸びる階段はまるで虹のよう。


この虹のような「帯」は店内を駆け巡り、ときには書棚となり、テーブルとなり、カウンターや天井となり、楽しい空間が広がっています。

本棚には、ところどころ丸く穴があいていて、その中で本を読むこともできます。まるで自分だけの秘密基地みたいに。


壁や本棚や床のすべてが、既存の概念にとらわれない自由な空間となっているんですね。だから自分の好きな場所で、好きな絵本を、好きな格好で読むことができる。

こんなにリラックスできたなら、ぐんぐん創造力が膨らんでいきそう。

大人だって、寝転んで絵本を読みたいよ。

Kid’s Republic by SAKO Architects via [wave avenue]

林 美由紀

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。モノを書く以外にも、イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。子は男の子2人。

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