植物を増やす方法の一つに「挿し木」というものがあります。これは植物の茎の一部を切り取り、それを土に植えて育てるという方法で、クローン技術の元祖といわれています。身近な例としては、サツマイモやバナナなども挿し木の技術を利用して栽培、収穫されています。

筆者の家にはアイビーがあります。アイビーはもともと強い植物なのでおうちで育てやすくて人気の植物です。水をあげていれば放っておくだけでツタがどんどん成長していきます。そんな伸びすぎたアイビーはカットするついでに、いっそのこと「挿し木」で増やしてみるのはいかがでしょう。「挿し木」はポイントさえ押さえていれば、誰でも簡単にできるのでぜひ参考にしてみてください。

まずはこれが今回使用する筆者の家のツタです。(種類は不明です)

伸びた部分の茎を一本、ハサミで長めにカットします。

その茎を4等分にします。(今回は4つの挿し木を作る予定です)。この際に、一つの茎に対して葉の枚数は3〜4枚程度にします。それ以上多いようであれば、葉を切り取ります。また大きめの葉であれば、半分だけカットすることもあります。茎の部分は水を吸いやすいように斜めにカットするのがポイントです。

あとは準備したツタを水につけるだけなのですが、今回はよりよく根が出てくるように「メネデール」という植物活力素というものを水に混ぜておきます。ただの水につけるより早く根が出てきますよ。

メネデールを薄めた液に先ほどのツタの茎を差し込みます。

これで準備は完了です。この容器の水を切らさないように「直射日光の当たらない明るい場所」に置いておきます。なぜ直射日光に当てないかというと、この茎にはまだ根がないために吸い上げる水の量と、葉から放出する水蒸気のバランスが保てなくなり、カラカラに干からびてしまうからです。葉を3枚程度に保つのも同じ理由です。

あとは根気よく根が出てくるのを待つだけです。どれぐらい待つかといいますと、梅雨のような湿気の多い季節だと2週間~1カ月ほどで根が出てきます。今回の場合は夏の猛暑の時期ということもあったので、結局2カ月ほどかかりました。

こんな感じに根がびっしりと生えていきます。ここまで根が出れば、あとは土に植えるだけ。土に関しては「挿し木用の土」がホームセンターで売られているので、それを使ってもいいと思います。今回は普通の園芸用の土で植えています。

鉢に網を置きます。

その次に、軽石を敷き詰めます。

そして土。

そして根を傷めないように挿し木を優しく土に植えれば完成です。今回は一つの鉢に2本植えてみました。

これでしばらくは土が乾かないように注意しながら育てていきます。デスクや食卓の上に置けばインテリアとしてもいいのではないでしょうか。しっかりと根が張り大きくなってきたら他の鉢に植え替えていきます。

いかがでしたか? 簡単にいうと、水につけてひたすら待つだけ。それだけでおうちのアイビーが次々とクローン化できます。今回は根が出るのに2カ月かかりましたが、待っている間もテーブルの上に飾っておくだけなので楽しみながらできますよ。ぜひ試してみてください!
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