小さい頃、おばあちゃんの古い家へ行くと、いつも不思議と心がやすらぐような、何かの気配を感じていた……なんて経験、みなさんにもあるのでは。

銅版画家のたやみよこさんによる「葉小舟堂(はこぶねどう)」は、何げない日々の暮らしの中でふと触れた瞬間に満たされる景色や、人の気配の漂うなつかしいような、あたたかいような記憶のなかの残像が感じられる光景をモチーフとした、ポストカードやレターセットを制作しています。

焼き魚やお味噌汁といったごはんがちゃぶ台に並べられた風景や、海の見えるデスク周り、料理を作っているときの活気ある台所……などを描いたイラストレーションは、本当にその場の空気を吸っているような感覚になり、心がなごんでいくのが魅力。やさしい紙の風合いとも相まって、ぐっと郷愁を誘います。


葉小舟堂の名前は、手紙の綴り手の思いのサポートとなることを願いながら、

「葉(葉がき)が小舟となり だれかのもとへ 流れていきますよう/綴られた文字が 音となり(心に響く美しい音) だれかのもとへ はこばれていきますよう/だれかを思うきもちが どんな時代をも越えて 残されていきますよう」

という思いで名付けられたそう。イラストレーションを眺めていると、そんな思いが伝わってくるからか、やさしく、ていねいな気持で手紙が書きたくなるのです

大切な人へのメッセージに、さりげなくアートを添えられる点もうれしいですね。

葉小舟堂はフランスでも人気で、この秋にもパリのマーケット出店が予定されているそうです。カードは4枚セットで368円、便箋は10枚入り(2柄×5枚)で472円、封筒5枚入りで262円(すべて税込)。公式サイトからメールフォームで購入することもできます。

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