120702NEWSmate02.jpgこれからの季節、夏バテによる食欲低下も気になりはじめる頃。

そんなときチョイスしてほしいのが「マテ茶」です。
ちょっと前までは耳慣れなかったマテ茶も、最近はペットボトル入りのものも出てきて、グッと身近になりましたね。

マテ茶とは、南米はアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルを原産とするイェルバ・マテの葉から作られたお茶。インカ帝国がおこるずっと以前から南米で飲まれてきたお茶で、嗜好品というよりは、野菜の栽培が困難な南米において、肉食中心な現地の人にとっての重要な栄養摂取源でもある健康茶なのです。

マテ茶は、ビタミン(C・B1・B2など)、 ミネラル(鉄分・カルシウム・マグネシウム)をたくさん含み、単独て摂るよりも肉などのタンパク質と併せて摂ると、その効果がより引き出されるという、まさに「お肉大好き!」な人にはもってこいのお茶です。

その他、美肌効果・眼精疲労の改善・心機能の改善・肝硬変の予防・腎機能の活性化などに効果があり、現地では「百万人のロイヤルゼリー」、「飲むサラダ」とも呼ばれています。アメリカ人よりも多く牛肉を食べるアルゼンチン人の肥満率は、アメリカ人の半分というのも、マテ茶のなせる技かもしれません。

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有機マテ茶 1,200円(税込)

そんな素晴らしいマテ茶には、日本の茶道みたいな飲み方があります。

まず、ホスト役になった人がストローのついた茶器に茶葉とお湯を入れ、複数人でマテ茶を回し飲みするのです。

まず1杯めはホストが飲み、2杯目からは順番に参加者に回していきます。ここで客から別の客に茶器が渡るのではなく、受け取った茶は自分ですべて飲みきり、ホストに返すのが作法です。

このときGracias(ありがとう)と言うと、それは「もう満足です」ということになるので、次からは自分には回ってこなくなります。そしてアルゼンチンには、マテ茶で意思を伝える文化があるのだそうです。

たとえば、

シナモンをいれたもの:愛してる

はちみつを入れたもの:結婚したい

ぬるいもの:もう会いたくない

コーヒーとミックスしたもの:仲直りしたい
などなど。

そんな奥深いマテ茶の世界、ペットボトルもいいけど茶葉から買って楽しんでもいいですね。この夏をバテることなく、枯れる(!)ことなく過ごすためにも、ぜひぜひLet’sマテ茶です♪

text by 松田朝子

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matuda_p.jpg旅行作家・トラベルジャーナリスト。日本旅行作家協会所属。旅と女性のよりよい関係を追求することから、国内外のアンチエイジング、ビューティーなどを研究。女性旅行作家たちのサイト「女性の旅研究会」管理人。著作「旅先だとどうして彼は不機嫌になるの」(自由国民社刊)

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