
かといって、暑い夏に温かいものをという気分にもなりませんよね。ましてや、節電の夏。いかに、電気に頼らず涼めるかと考えると、冷たいものを食べるのが手っ取り早い。では、冷たいけれど、カラダを冷やさない食べ物があればいいのでは?
そんなウマい話を実現してくれたのが、Soup Stock Tokyoの「冷たいカレー」です。
カレーが冷たい!? ちょっと想像できないかもしれませんが、本当です!
従来のカレーは、牛脂など動物性の脂が使用されているので、冷たくすると白く固まってしまうので、冷やすということはタブーなんです。ところが、Soup Stock Tokyoのカレーには、もともと油脂や小麦粉を使用したルーがほとんど使われておらず、野菜でとろみをつけていたため、冷やすことが可能だったのです。
そこで、柑橘類やヨーグルトなどの酸味、さらにハーブなどで、食欲が落ちがちな夏にも食べやすい冷たいカレーが開発されました。
ルーを使用していないとは思えないとろみと、自宅ではまず揃えることができないだろうと思われるスパイスの種類の多さで、うまみたっぷりのカレーです。
口当たりは、もちろんヒンヤリ。でも、食べているうちにスパイスの効果で、お腹がポカポカしてくる感じ!これは、冷え性の人にもうれしいですね。さらに、途中でレモンやライムをひと搾りすると、また違った味が楽しめますよ。
余計なものは一切使用せず、自然素材から手間暇かけて味を引き出すことにこだわって作られるSoup Stock Tokyoのスープやカレー。
野菜の糖度や酸味までチェックして、一番おいしいときに収穫し、スープ作りをしているそうです。昨年の夏は、冷たいスープが大人気だったそう。夏は、ご飯を炊く蒸気だけでも暑いので、できるだけスープやカレーなどの煮込み料理は避けたい季節。
節電でエアコンの温度設定を上げながら、汗をかいて煮込み料理を作るより、今年の夏は、お気に入りを買って帰って、自分のメニューにプラスするというのはいかがでしょう。スープやカレーって、多くの食材が煮込まれているので、栄養バランスもばっちりで夏バテ知らずで過ごせるかも!
冷たいカレー 3種類(1商品ずつ各週で販売)
日時:7月9日〜
価格:800円
text by 林ゆり
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ブランド研究家。大学在学中にスカウトされたのをきっかけに、朝の情報番組のキャスターとしてデビュー。その後、関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台など幅広く活躍。拠点を東京に移した後、ブランド研究家として執筆活動を始める。アルチザン(芸術家的職人)の技に支えられたブランドに魅せられ、それらが似合う女性になるため自分自身を磨く毎日。職人技のすばらしさを伝えていくために奔走中。