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夏はついついビールや冷たいものをたくさん食べてしまうので、それだけでお腹いっぱい。水分をとりすぎて食欲がわかないと、夏バテにもなってしまいがち。体力や食欲が回復するためには、やっぱりカレーですよ。おうちで手軽に食べられるものといえば、レトルト/手作り問わずカレーが王道なのではないでしょうか?
わたしは、スパイスから作るというレベルには至らないものの、ルーよりはフレーク派で「元祖よこすか 海軍カレーフレーク」などが好きです。それにしても、食欲がなくてもなぜカレーだと食べられちゃうのでしょう? そこでカレー博士ともいうべきイラストレーターのラジカル鈴木さんにちょっと聞いてみました。
「カレーといえば原材料の中にまずほぼ100%といってもいいほど、ニンニクが使われていますね。ニンニクなくしてはあり得ないのがカレーなんです」。たしかにニンニクは食欲も増しますものね。インドのカレーに欠かせないスパイスミックス・ガラムマサラの一部には間違いなく、ニンニクに近い種類のものも入っているのでは? とのこと。ことのついでに、ちょっとお部屋から飛び出して、おすすめの食欲増進カレーのお店をきいてみました。
「おすすめは『中目黒の『薬膳カレー&Cafe香・食・楽(かくら)』の黒カレー・八穀米・角煮』ですね。漢方に基づいたオリジナルレシピです。コクがあるけど、とてもヘルシーなカレーですよ」とのこと。実はわたしも食べたことがありますが、とってもコクがあるのに体に優しい味わいなんです。漢方といえど癖はないので食べやすいです。
お店のWebサイトには「薬膳 黒カレー」の材料も紹介されています。その材料や、お店の紹介動画をヒントに、お家のカレーにひと味加えてみるのと、夏バテ効果をアップできるかもしれませんよ。また、八穀米や玄米、黒米など栄養価の高いお米を使ってみたり、いつものカレーになつめや松の実を加えるのもいいですよ。もちろん、隠し味にニンニクを加えるのもグッド! 栄養満点、食欲増進。バテてるなと感じるその前に、夏向けのオリジナルカレーを作ってみるのはいかがでしょう?
今夜はカレーで決まりですね。