Photo by aroma_of_spring

ステンドグラス作家の友人・中村さん(ブログはこちら。中村さんの工房「ヴィトリエ・アジュール」のサイトはこちら)から、誕生日にステンドグラスの鏡をいただきました。ステンドグラスの鏡! どえらいびっくりしました。ステンドグラスというと、教会などの窓に付いている神聖なイメージが強かったので、この俗っぽいわたしがもらってもいいのかと一瞬迷いましたが、それはそれはとてもかわいくてありがたくいただきました。

そもそも、ステンドグラスを作ろうなんて、なかなかないことだと思うのですが(わたしは、不器用すぎてハンダごてとか大の苦手でした…)、理由を聞いてみたところ「作業工程がどれも楽しく、飽きることがない」のだそう。そこであまり知らないステンドグラスの作り方の行程を聞いてみました。

1:ひらめく!(何を作るかを決める)
2:デザインを考える
3:型紙を作る(はさみでちょきちょき)
4:できあがりをイメージして板ガラスを選ぶ(ここが一番楽しいんだとか)
5:ガラスを型紙通りに切る
6:切ったガラスにコッパーテープ(銅のテープを巻く)
7:ハンダ付けする(熱い…)
8:ハンダを黒く腐食させてガラスにワックスを塗る(これでピカピカになるそう!)
9:できあがった作品を楽しむ

と、9段階あります。中村さんの言葉によれば「ジグソーパズルを作るときと同じような醍醐味がある」のだとか。

ガラスは光により色みや美しさが変わるため、完成するまでは雰囲気などが分からない場合も多く、それだけに最後までドキドキワクワクするのだそう。なにせ、美しいガラスほど高くて硬くて切りにくい、ってなんだか美女みたいではありません? 「ステンドグラス 教室」と検索すると、けっこうたくさん見つかります。ご近所でステンドグラス作りを体験しつつ、いえなかに彩りを添えてみるのはいかがでしょう。

ちなみに1人暮らしにおすすめを聞いてみたところ、直線的なデザインのランプやサンキャッチャーがマッチするとか。お手頃なものですと3000円前後で購入できるものもありますよ。なんだか見ているだけでおしゃれで、ちょっと神秘的な気持ちにさせられます。ステンドグラス、枕元のランプとしてもおすすめです。

Vitrier azur

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