タイマッサージって、気持ちいいですよね。どうしてそんなに気持ちいいのかというと、もともと体にはSEN(エネルギーライン)と呼ばれるものがなんと72000もあります。そのなかで10のSENを押していくことでエネルギー循環が高まり、体のバランスが整っていくからだそうです。タイマッサージはもともと「なまけもののヨガ」と呼ばれるだけあって、ヨガで普段使っている場所が伸ばされているという至福のひとときです。
6月といえば梅雨もはじまりますし、いまいち天気も冴えず日照時間が短くなりがちですよね。太陽に当たらないと幸せになる成分といわれる「セロトニン」も体の中で発生せず、うつうつとして自律神経の不調になることも。しかし、サロンには急に行けない場合もあります。
そんなときにはセルフケアを。タイ式ヨガの「ルーシーダットン」がおすすめです。名前を聞いたことがある人も多いのでは? めおとサロン「ゆじのかぜ」の高尾美穂さんによりますと、「人は呼吸と動きを5分以上同時に行っていると、だんだんとセロトニンが出てくるんですよ」とのこと。なんと、ゆっくり呼吸と動きをあわせて行うだけでも、幸せな気持ちになれるのですね。
ルーシーダットンは、全身のエネルギーラインを調整できるので「交感神経」と「副交感神経」のバランスが整い、セルフケアにつながります。ポーズひとつひとつではなく、全体を整えることがポイントのようです。
もともと、このルーシーダットンは厳しい修行で崩した体調を整えるために開発されたもの。いわゆる普通のヨガとは異なり、自己整体の役割も果たしてくれているため、身体の柔軟性などはあまり必要とされません。
普通のヨガもいいけれど、たまには少しのんびりとしたタイ式ヨガ・ルーシーダットンで、たまった疲れをのんびり整てはいかがでしょうか?