先日「大人の修学旅行」として気仙沼へ行った先でいただいたレシピをご紹介します。
気仙沼の基幹事業である「漁業」。鎌倉を代表する10人の料理人たちが、被災地支援として気仙沼の海産物を使ったレシピを出しています。プロの作り方がわかりやすく書いてあり、私自身とても重宝しています。
その中でオススメするのが、かつおだしのほうじ茶ご飯とご飯どろぼう(かつお節のつくだ煮)です。
A ご飯
・かつお節 100g
・緑茶(ほうじ茶でもOK) 50g
・米4カップ
・水2L
・塩小さじ1
・だし用の紙パック
B つくだ煮
・しょうゆ
・酒
・みりん
・砂糖(できれば粗製糖)
・ごま油
・ごま 各適宜
1. 緑茶をフライパンか鍋で、色が茶色っぽくなるまで弱火でじっくり煎る(焙じる)。 ほうじ茶であれば、この工程はカット。
point 1 茶葉の水分を飛ばします。焦がさないように注意。
2. 沸騰直前の湯にかつお節を入れ、弱火でフツフツと5分くらい煮出したら、ザルでこす(かつお節は5へ)。
3. 1を紙パックに入れて、だし2に浸しておく。
4. 米を研ぎ、粗熱のとれた3を4カップ半入れ、約30分浸しておいたら、塩を加えて炊く。
5. かつお節はだしをしぼって水分をなくし、Bを合わせて炒り、つくだ煮を作る。
point 2 お酒とみりんは、ほぼ同量に。調味料のバランスはしょうゆを一番多くするのがおすすめ。
point 3 炒りすぎないで、少ししっとりと水分が残っているくらいでよい。
6. ご飯がどんどん進む5のつくだ煮(ご飯どろぼう)を、4のほうじ茶ご飯にたっぷりのせて召し上がれ。
・お茶は、棚に眠っているものや、残っているものでOK。
・ご飯は土鍋で炊くと、香ばしさが一層高まっておいしいです。
・ご飯どろぼうの調味料は、カツオの味によって量を加減してください。
・さらに残っただし汁に塩を入れれば、おすましになります。
簡単だし、とってもおいしそう!!
その他にも特産の牡蠣を使ったものから、旬のカツオを使った一品など食材によってメニューが10品あってサイトを見ているとすごく面白いです。roomie読者の方もこのレシピを見てホームパーティーに一品加えてみてもいいかもしれません。
主宰の「つながる鎌倉プロジェクトは」、直接・間接・さまざまな気持ちや立場をつなげることで、鎌倉での暮らしの中で、継続的に復興を支援できる取り組みを考えている団体なのだそう。今回のレシピ企画も「鎌倉らしさ」がとても生かされています。これからの企画にも注目ですね。