答えは、コーヒーミルです。
ここでプジョーの歴史を振り返ってみると…。
1810年、フランス東部スイス近郊で水車動力の製粉工場を営んでいたプジョー兄弟は、その動力を利用して金属加工の工場をつくります。
おの、のこぎりの歯、カンナなどの大工道具、理髪店のかみそり刃、畑を耕すクワ、アイススケートのブレード、手巻き時計のばねなど、生活に必要なありとあらゆる道具を手がけ、その中のひとつとして、1840年にコーヒーミルが誕生します。
1858年、ライオンエンブレムを正式に登録商標します。私たちがよく知っている、ライオンの鋭い刀をイメージした、あのエンブレムですね。
1882年、プジョー社初の自動車を生産、優れたツール製造技術を生かしライオンブランドは自動車産業にも進出します。
プジョーのコーヒーミルは、実に170年もの歴史があるんですね。これは興味深い。
ということで、コーヒー豆のお店とかにはプジョー製のコーヒーミルを販売しているところもあります。昔のデザインから廃盤になったものまで、アンティークミルとしても人気です。
今でも世界で愛されているプジョーのコーヒーミル、おひとついかがでしょうか?
プジョー ノスタルジー[横濱自珈亭]
手挽きミルプジョー[Coffee Avenue]