蚊遣り豚。夏の風物ですね。
上の写真の左にある豚は、第8回アートな蚊遣り豚展(2008年)で人気投票No.2だった作品、「Buspa」です。
萬古焼の蚊遣り豚は、国内では三重県四日市市と同三重郡菰野町の数社が製造しており、毎年全国に10数万個が出荷されています。そんな日本の伝統的なアイテムについて、年に1度、アートな蚊遣り豚展「KAYARIBUTART」というのが開催されていることをご存じでしたでしょうか?
実用的と言うよりは、むしろオブジェとしての蚊遣り豚。現代人の心の癒やしや日本の風物詩の伝承という面での貢献を目的としているようです。それぞれの作品のネーミングセンスも抜群です。
最近では電子蚊取りを使う家庭も増えていると思いますが、「蚊遣り豚」を使っている方も多いと思います。その形状のユニークさと昔ながらの風情で広く、愛される逸品ですね。ここまでのアートな世界が繰り広げられているとは。
ホームページのリンクから、過去の作品集を見ることができます。
アートな蚊遣り豚展[50’s NET WORKS]