120612NEWSjs01.jpg夏は過酷な暑さと冷房による急激な冷え込みなど、気温のアップダウンによって不調を訴える人も多いはず

カラダの調整機能が追いついていかなくなることから幕を開ける、この「夏バテ」。鈍ってしまった体内バランスを整え、本来持つカラダの機能を取り戻してくれるといわれ、フランス人の間で人気を集めているのが、この「Tonigem(Le complex TONIQUE)(写真下)です。
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寝不足による眠気や疲れと戦うというローズマリーの新芽エキスや、疲れが蓄積し鬱憤とした気持ちを和らげるというセコイアの芽、その他にも、カシスの芽や、オークの芽が配合された木の芽エキスが詰まっています。

フランスでは、生命が誕生する時のパワーを秘めた「木の芽エキス」を用いた自然療法のひとつ「ジェモテラピー」として、多くの人に親しまれているというもの。外気に汚染される前の新鮮な木の芽のパワーによって、心身の不調の原因となる体内毒素を解毒する働きがあるとされています。

今回取材をお願いしたのは、症状に合う「ジェモエキス」を調合し、選ぶ資格をもつ「ジェモテラピスト」がいるお店。このお店には、老若男女がひっきりなしに訪れていて、フランス人にとってはごくあたり前のこととして受け入れられているようでした。

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この他にも、とくに暑さで睡眠不足になり疲れが蓄積してしまうという人には、イチジクの木の芽エキスを使ったFignier」がおすすめだそう。

ジェモテラピストによると、最近では神経系を沈静化する働きで注目されていて、とくに不眠で悩む人から人気を集めているそう。「ジェモエキスを試したいという方は、用法を必ず守ってお試しください。」とのことでした。

忙しくて眠りが浅くて困っている、毎年夏バテになるという方は、試してみてもいいかもしれませんね。

[取材協力/Herbes St Jaques -Dietetique Complements Alimentaires Cosmetique Tisanes de Bien-Etre/tel +33 (0)5 59 27 49 07]

text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)

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simono.jpg南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、GLAM/GLAM MOMSサイトで「南フランスのいい予感。」その他執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。

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