
「食べる」ことは毎日のこと。
先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、その「食」からこの不均衡を解消しようというのが「Table For Two」プロジェクトです。
このプロジェクトに参加しているレストランやカフェ、社員食堂などでTable For Twoのヘルシーメニューを注文すると、代金の内20円が寄付となり、アフリカの子どもに給食1食分をプレゼントできるのだそう。
同じくプロジェクトに参加しているコンビニや通信販売で、Table For Twoの商品を購入すると、売上の一部がアメリカの子どもたちに贈られます。
このプロジェクトに参加しているレストランやカフェなどの情報はこちらでご確認くださいね!
また、もし、お料理をするなら、楽天レシピにオリジナルレシピを2つ投稿すると、1食分の給食を届けることができるのだとか。
そして、iPhoneをお持ちなら、ぜひ「Table For Two」のアプリをダウンロードしてみてください! ヘルシーな食事の写真をやレストランでTFTメニューを食べたとき、その写真をアップすると、アフリカの子どもへの学校給食として協賛企業から1円がTable For Twoに寄付され、子どもたちからのメッセージが届くというアプリです。これなら気軽にはじめられそうですよね。
こちらのアプリは、東京大学の技術により、アップされた画像の食事の栄養バランスを自動的に解析。解析結果から日々の食事の過不足を判定し、不足分をおすすめしてくれる食事バランス診断アプリなので、自分の健康管理と子どもたちへの給食支援ができ、一石二鳥なんです!
これまで企業や官公庁、大学、病院など約450団体が参加しています。約1,050万食(約46,000人の1年分の給食に相当)がアフリカのウガンダ、ルワンダ、マラウィに届けられました。2010年6月より南アフリカでも学校菜園の運営を通じた給食支援を、2011年8月よりタンザニアでも給食支援を始めているそうです。
誰でもいつでも参加することができ、また、参加方法も多種多様。
自分に合った支援の方法で、是非、途上国の子どもたちに給食と未来を贈るお手伝いをしてみませんか?
text by 林美由紀
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FMラジオ放送局、IT関連での職業経験を経て、フリーランスで、メールマガジンや記事の執筆活動、雑誌や本の企画のためのリサーチ、絵本企画制作、WEBや本のライティングをしています。得意分野はWEBサービス、イベント、海外情報、宇宙、ナチュラル生活等。イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。クラゲと子どもと湘南が好き。子はボウズ2人。