突然ですが、住んでいる家には、白い砂糖がございません。精製したものは体を冷やすとか。そんな理由も相まってNO白砂糖! です。
でも、甘いの食べたいですよね? 甘いものを食べるとホッとしますし。甘み、大切です。ハチミツと並んで、わたしの台所の甘み部門を占めているものはといえば、「アガベシロップ」なんでございます。
アガベシロップとは何かといいますと、リュウゼツランというサボテンからとった天然の甘味料です。サボテンから甘いのが出るの?! といわれそうですが砂糖より甘いんです。しかも、甘いのにカロリーは同量の砂糖の4分の1ほどでしっかりと甘みもつきます。でもって、低GIなのも魅力です。そもそもGIって何ですの? という声も聞こえてきそうですが、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、ブドウ糖を100とした場合に食べ物を吸収したときの血糖値が上昇するスピードを指数化したものなのです。
ミス・ユニバースの公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんもおすすめしている甘味料ということでも、今はおなじみかもしれませんね。
ちなみに、このアガベシロップどんなときに使うかといいますと、ハーブティーなどのお茶の甘みを増したいときはもちろん、お菓子作りにも使えますし、ホットケーキにも添えたりもしています。また、冷たいものにも溶けやすいので今の季節にはアイスコーヒーにも入れることができますし、風味そのものに癖がないため和食の味付けにでもいけます(お砂糖の種類によっては、癖があって和食でしか使えない! など用途が限られる場合もありますので)。
高血圧や、高血糖に悩んでいる人が、お近くにいる、という場合はおすすめしたい甘味料です。とはいえ何事もすぎたるは及ばざるがごとし。アガベシロップ、甘くておいしいのですがドボドボと使うのは禁物ですね。今まで白い砂糖だけだったなぁという方は、ぜひ次のお買い物からアガベシロップを加えてみては? また、お菓子作りが得意の方いらっしゃいましたら、アガベシロップを使ったおすすめレシピなどぜひとも教えてください。