家具職人の喜びを体験できる家具です。
天童木工から発売されている「コシェルチェア」は家具職人の醍醐味である「家具をつくる喜び」を共有しようという新しいコンセプトの家具です。
天童木工といえば日本が世界に誇る家具メーカーの1つです。柳宗理のバタフライスツールや長大作の低座椅子など、名作椅子と呼ばれる作品を発売しています。
そんな天童木工の職人たちの「家具をつくる喜び」を共有できるのがこの「コシェルチェア」です。「コシェル」とは天童木工の本社のある山形の言葉で「つくる」という意味だそうです。以下が実際に組み立てられた椅子です。
「家具をユーザーがつくる」と聞くと頭によぎるのがイケアの家具です。イケアの家具の特長といえば「DIY」、自分たちでつくるのが前提となっています。
しかし、この天童木工の「コシェルチェア」がイケアと最も違うところは、組み立て以外は他の家具と同じように、すべて職人によって仕上げられているということです。職人たちの手で丁寧に曲げられ制作されたホワイトビーチのフレーム。それらをつなぐ柔らかいふくらみのある貫。パーツそれぞれが天童木工の名にふさわしいクオリティとなっています。
さらに、「コシェルチェア」はバラバラの状態で箱に収められているのですが、そのパッケージングもまたかっこいい!
一番上の写真のように、鞄のような取っ手が付いた箱を開けると、美しく収納された家具のパーツたち。まさに職人の凛とした空気がそのまま伝わってきそうです。組み立てに必要なネジや六画レンチも付属しているのでギフトなどにもよさそうですね。ファブリックの色は赤、紺、白の3種類。お値段は26250円。
これは物欲がかき立てられる一品です!