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「ヘタでいい、ヘタがいい」がキャッチフレーズの絵手紙、はがきの裏面に野菜、花、風景などを描き、絵の近くに言葉(文章)を書き添えるのが一般的です。
ちなみに「絵手紙」というのは、創始者である小池邦夫先生がつくられた言葉だそうです。
子供から大人まで、絵のうまい・ヘタを問わず誰でも楽しめることから、親子で作品を描いて年賀状や暑中見舞いを送っている方も多いようですね。
「絵手紙をはじめよう!」というホームページは、初心者でも気軽にはじめられるように、ポイントを親切に説明しています。そのステップを簡単に紹介すると、
1)描くモチーフを決める。野菜や果物、花など、自分が描きたいものを自由に選びます。
2)墨で線を描く。あらかじめ線を描く練習をすると良いようです。はがきいっぱいに大きく描きます。
3)色を塗る。筆でトントンと叩くように、白い部分を残しながら色を付けていきます。
4)言葉を入れる。相手を思い、伝えたいことを読みやすく書きます。
5)落款印を押す。絵の近くか言葉の近くに押すと、絵がグッと引き立ちます。
6)なるべく早くポストに投函する。せっかく描いたんですからね、思いが新鮮なうちに送りましょう!
と、至ってシンプルです。それに絵手紙の道具ってなんだか風情がありますよね。
いえなかファンの皆さま、ぜひ今年の夏は、メールではなくて絵手紙で暑中見舞いを送ってみるのはいかがでしょうか。男性が描いて送ったら、なんだかすごくカッコイイ。
小池先生の通信講座もあるらしいので、新しいことにチャレンジしてみるのもいいかも!
日本絵手紙協会