まるいタバコ置きとシンプルな受け皿が美しいこちらの灰皿。
陶芸家、デザイナーの小松誠氏が、実際に使用しながらいくつもの試作品を重ねたどり着いたかたち。実は最初に発売されたのは1974年で、40年近く前のデザインなのです。
まるいタバコ置きは固定されてないので、自由な配置で置くことが出来ます。そして溝にタバコを置くと、陶器に熱を奪われることによって自然に火が消え、消し忘れを防ぎます。
タバコをくゆらせながら作品のアイディアを出す作家さんならではのデザインですね。
もちろん陶器なので丸洗いが可能。シンプルな形なのでお手入れも簡単です。カラーは白と黒の2種類。どちらも美しい艶のある仕上げで、灰皿として使うのはもったいないような気もします。
(土井伊吹)