イタリアで活動するデザインデュオ、Ryousuke Fukusada氏とRui Pereira氏の事務所によるかわいい家具「Sapore Dei Mobili(家具テイスティング)」ができあがりました。
このプロジェクトは、最近の家具業界のスピードとその膨大な作品群をうまく消化しきれないでいる消費者側との温度差に疑問をもったところから始まりました。我々は、今までにない「家具の体験のしかた」を提案します。日本のベビーカステラとポルトガルのオーヴス・モーレスを融合させたお菓子を作る型をデザインしました。このお菓子は遊んでもいい食べ物なんです。デコレーションしたりたくさん作って自分だけの食べられるリビングルームを作ってみてください。
彼らはこのようにプレゼンしています。なかなか難しそうなことを言っているようですが、要するに「家具が食べれたら面白いだろうな」っていう非常に純粋な部分からきているんですよね。子供心を忘れずに。
なんだかベビーカステラがとても食べたくなってきました。
Sapore Dei Mobili [Ryosuke Fukusada and Eui Pereira]
(平井 龍之進)