カラフルな姿で優雅に泳ぐ熱帯魚。眺めていると水槽の世界に引き込まれ、いつまででもそうしていたくなります。丈夫な魚種を選べば、初心者でも飼育がしやすいようです。
今月からリニューアルオープンする自由が丘の熱帯魚専門店・水景工房のスタッフさんによると、おすすめの魚種は「カージナルテトラ」。腹部から尾ひれにかけて赤いラインが走る、体長3~4センチの魚で、泳ぐ姿はまるで生きたリボンのよう! 群れで水槽の中間層を泳ぐ魚なので、たくさん飼うとダイナミックな美しさが見られます。
「ゴールデン」「プラチナ」と呼ばれる「デコ系」の希少な個体や、よく似た種類の「ネオンテトラ」も一緒に入れると、複雑な色彩の帯になるでしょう。水槽は幅30センチ程度の小型のものでも大丈夫です。
より大きめの水槽を選び、他の魚と一緒に飼う楽しみを味わうのもいいかも。水面近くを泳ぐ「ハチェット」、底を這う「コリドラス」、餌の食べ残しや石や流木につく苔を食べてくれる「ヤマトヌマエビ」、ガラス面の苔を食べる「オトシンクルス」を合わせると、バランスの良いレイアウトになり、水質の安定や水槽内の清潔も保ちやすくなります。
装備や飼育方法は水槽の内容などによって変わるので、専門家に相談すると安心です。
愛情を持って世話を続けていると、近寄った時に水面に上がって来たりしてかわいい! ちょっとしたご主人様気分も味わえます。
[水景工房]