愛書家。ビブロフィリア。書物崇拝狂。

言い方はさまざまですが、「読書」ではなく「物質としての”本”そのもの」を愛するという嗜好の人々がいます。

読書家や文学青年・文学少女とはちがい、愛書家の人々はそこに書かれている内容ではなく、”本”というハードウェアをひたすらに愛でます。日本では荒俣宏氏などが愛書家として有名ですね。

そんな本の「モノとしての美しさ」を生かしたプランターがこの「HONBACHI/本鉢」。

古い本のページをくりぬき、植木鉢としてリメイクしたものです。使用されている古本は「ツブシ」と呼ばれる、中古としての流通も難しいほど傷んだもの。あとは廃棄されるのを待つだけの運命でしたが、「HONBACHI/本鉢」として再生されることで、その最期に「花を添える」ことができました。

「HONBACHI/本鉢」は、時間の経過とともに水がしみたり、劣化したりして、どんどん朽ちていくそうです。永遠に姿形を変えない強靭なモノも魅力的ですが、ゆっくり傷んで、腐って朽ちて、やがて塵に返ってしまう儚いモノにも魅力を感じるのが人間の感性の不思議なところ。やがて老いて土に還る人間自身に通じるところがあるからかもしれませんね。

価格は小/3780円、中/5250円、大/6300円(すべて税込)。土と、植物の苗もセットになっています。また、各+1050円で希望の本を「HONBACHI/本鉢」にリメイクしてもらえるオーダー制度もあるそうです。

庭に並べて置いたりしたら、朽ちていく本と、生命力いっぱいに成長していく植物の対比が、おもしろい風景を生みそうですね。

HONBACHI/本鉢[密買東京]

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