
今回は、都会にいながら、有機無農薬野菜のバーチャル栽培体験ができるWEBサービス「遠隔農園テレファーム」について、ご紹介します。
簡単にいうと、自宅のパソコンからアクセスするインターネット上のバーチャル農場で、種をまいたり、水遣りをします。そのWEB上で行ったことと同じ作業を、農家の方々が自分に代わって、実際の農園で行ってくれます。そして、収穫できた有機無農薬野菜は自宅に届きます。
つまり、バーチャルでお世話をして、本当の野菜が自宅に届くので、忙しくてもベランダがなくても、月々500円(一区画)+種代で、遠隔農業ができてしまうというわけなんです!
ちなみに、有機無農薬野菜ってどれくらい流通しているかご存知ですか? なんと! 日本国内で全野菜の中の0.19%ほどしか流通していない貴重な野菜というわけです。
月々の畑の利用代金、種代をあわせて1000〜1500円+ご自宅までの送料で、うまく栽培できれば、ほうれん草なら20〜25束程度収穫可能。この価格で有機無農薬野菜が手に入るなんて、驚きですね。
もし、せっかく収穫しても消費できないかもと思われた方でも、心配無用です。
システム内の市場やショップで、販売することもできます。しかも、実際の売買や発送はテレファームが行ってくれますので、自分でやり取りをする必要もありません。
このサービスは、農業という第1次産業を農業栽培サービスという3次産業に代えることで、相場や天候不順などに関係なく、毎月安定した収入を農家にもたらすことができ、農業の活性化を図る目的で作られたそうです。
もちろん、病害虫や天候によって、その収穫量は変化しますが、有機無農薬野菜を自宅にいながら栽培することができ、リアルでおいしさを実感し、農業の活性化に役立つなんて、なかなか注目のサービスなのではないかと思います。
自分だけの畑を持ちたい、体に優しい物を食べたいという夢を叶えたい方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
(林美由紀)