
土の準備をしましょう
1. ネットに入れたひゅうが土(大粒)をプランターの底にセットします。

ネットに入れたひゅうが土(大粒)をプランターの底にセットします。プランターの底は排水のために穴があいています。その穴から土の流出や害虫の侵入を防ぐために、通常は市販の鉢底ネットを敷き、その上から大粒の鉢底石を敷いて水はけを良くします。 「でももっと簡単な方法が。玉ねぎなどが入ったネットや、三角コーナー用のネットを利用して、その中にひゅうが土の大粒を入れ、それをプランターの底にセットするだけでOK。これだとリサイクルもしやすいですよ」(たなかさん) |
2.ひゅうが土(細粒)を入れます。

1の上に、ひゅうが土(細粒)を入れます。ひゅうが土は、粒に小さな孔(あな)が多数あるもので、通気性と保水力に優れた用土。一般的な園芸用培養土に比べ、粒が大きく軽いのが特徴です。 |
●POINT●永田農法は、水はけをよくし、健康な根を作ることが大事。そのため、ふかふかした培養土よりも、軽石に近いひゅうが土が適しているのです。このひゅうが土をプランターの縁いっぱいまで入れます。
|
3. 水で薄めた液肥を土にかけます。

自然界に存在し、植物の生育にかかせない窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の三要素からなる液体の肥料を、1000分の1くらいに薄めて、少量散布します。 |
●POINT●目安は液肥10ccに対して、1リットルの水で薄めて。「キャップに少量とった液肥を、水を入れた大きなジョウロのなかに入れて薄め、それをさらに小さなジョウロに移し替えると、土にまんべんなく散布できて楽ですよ」(たなかさん)
|
次回からは、初心者でも安心して育てられる春まき種の野菜をご紹介!