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障がいがあってもなくても。みんなが使いやすいお椀ができました

手の形も大きさも人それぞれ。それに好みだって違います。だから、誰にでもピッタリなものをつくる、というのは難しいことかもしれません。だけど、「できるだけみんなが使いやすいものをつくること」はきっとできるはず。

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「楽膳椀」は、福島県の会津塗伝統工芸士、障がい者支援のNPO法人(NPO法人シャローム)、デザイナーが一緒に作る漆食器。

生産やアイデア出しに障がいを持つ仲間たちが参加し、使いやすい形を追及して、伝統の技から生まれる本物の漆器です。

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底部のカット部分に指をかけて持つデザインは、握力の弱い方や濡れた手でも自然な仕草で、安定してお椀を持つことができるのだとか。

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木地師さんが通常の3倍もの時間をかけてお椀を削り出し、塗師さんが手作業で何度も何度も漆を塗り完成します。

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漆には「抗菌作用」があるので、ごしごし洗わなくても大丈夫。添加物や化学製品処理でなく、自然の漆を塗った漆器はとても安全度の高い「天然の抗菌食器」なのだそうです。

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つい飾っておいたままにしがちな漆器が、使いやすい形と現代的な意匠を加えることで日常でも使えるものに。こちらから購入ができます。

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たくさんの心と技が詰まったお椀ができました。キミとあの人のために。

ユニバーサルデザイン漆器 楽膳 [Abby Life]

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FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。モノを書く以外にも、イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。子は男の子2人。執筆記事一覧はこちら

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