クリエイターの仕事場を覗いてみたら、心地のよいデザインがありました


新生活、新入社、新年度。新たなスタートに合わせ、ライフスタイルを変えてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな変化のきっかけに、クリエイターの仕事場を覗いてみませんか? 古きから学びながらも、常に新しいものを提案する。そんな「クリエイティブ」が生まれる場所には、きっと何かを変えるヒントがあると思うんです。

今回は、ファッションデザイナーの中山路子さんと森永邦彦さん、プロダクトデザイナーの深澤直人さん3人の仕事場をご案内します。


「MUVEIL」デザイナー 中山路子さん

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深海、スーパーマン、イノセントな子供の世界。ヴィンテージで埋め尽くされたクローゼット。コレクションごとに様々な角度からイメージを落とし込むファッションブランド『MUVEIL』。

機能美にあふれた作業場

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機能的なミリタリーアイテムのデスク、実はキャンプテーブル

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ボタンや小物類など素材が入ったストック棚

中山さんの作業場は、ベーシックでありながらこだわりの詰まったもので彩られています。

シルバーのデスクとストック棚はどちらもミリタリーアイテム。デザインに無駄がなく、自由な発想を生む場にはまさに最適です。

自然と触れ合える開放的なベランダ

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南国系の植物やハーブなどの草木がミックスされた観葉植物

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伝統的なデザインのMUVEILオリジナルティーカップ

作業場の機能的な印象とは異なり、ベランダはリラックス、リフレッシュするための癒しの空間としてまとまっています。中山さんが仕事の合間にのんびりと過ごす、お気に入りの場所とのこと。

スッキリまとまった作業場と、グリーンが生い茂るベランダ。中山さんの仕事場には、機能的なシンプルさと自然のやさしさを大切にする、心地いいバランス感がありました。


「ANREALAGE」デザイナー 森永邦彦さん

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「紫外線で色が変わる服」「温度を一定に調整する服」など最新のテクノロジーを取り入れた洋服を発表する、ファッションブランド『ANREALAGE』。デザイナー森永邦彦さんは、レディー・ガガへの衣装提供、2014年のパリコレ初参加など、怒濤の活躍を見せています。

木の温もりを感じられる仕事場

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カヌーの木の風合いを活かした心地よいデスク

旅する家具をテーマとし、廃材を利用して製作する家具メーカー『gleam』のアイテムでコーディネートされています。日々の作業の中で、不揃いな木目や節がインスピレーションを与えることもあるそう。

長く愛用するアイテムが置かれた工房スペース

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アイデアの源となる、使い込まれた一台のミシン

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本物のドライフラワーを閉じ込めた、オリジナルのフラワーハンガー

ANREALAGEのクリエイティブを支える空間は、温もりを感じられる家具や道具に支えられていました

古いものが持つ温かさに、森永さんが生み出す斬新なアイテムが交わり、ひらめきを刺激する空間に仕上がっていましたね。


プロダクトデザイナー 深澤直人さん

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世界的に有名なプロダクトデザイナー 深澤直人さん。「スーパーノーマル」なモノに着目し、人とモノ、空間との関係性を追求し続けています。

空間に美しくなじむ家具に囲まれた仕事場

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2009年にミラノサローネにて発表したMODIFYの「DOME」

「DOME」は球体を半分に切ったようなシンプルなデザイン。光が均一に面に照射したり、まぶしさを抑えるなど、照明機器としての機能や使い心地も追求しています。

デザインを極端に意識させずとも美しさをともない、そして機能的である深澤さんらしいアイテムです。

リビングルームのようにくつろげる打合せスペース

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イタリアの家具メーカーB&Bで作られたGrande Papilioのアームチェア

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深澤さんが尊敬するイギリスの彫刻家・Antony Gormleyの作品集

吹き抜けの天井に、大きな窓。打ち合わせスペースは、明るい光が差し込む気持ちのよい空間に仕上がっています。その一角には、深澤さんのデザインした椅子とテーブルが据えられています。

古いものと新しいものが入り混じったディスプレイ

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マルニ木工とコラボしたHIROSHIMAのミニチュア模型

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深澤さんが国内外で見つけた名もなきオブジェもならぶ

深澤さんのオフィスには有名無名を問わず、”ふつう”のよさが詰まったアイテムが並んでいました。奇をてらったデザインは目に止まりますが、すぐに飽きられてしまいがちです。”ふつう”であることが一番難しい。深澤さんはそう考えています。

居心地のよさを重視した空間に見えますが、その中にも極限の”ふつう”を追求する深澤さんのクリエイティビティがしっかりとちりばめられていたんですね。

そんな深澤さんの美学は、デザインを手がける「INFOBAR」にも詰まっています。

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2003年に発売されたINFOBARはさまざまなデザイン賞を受賞し、今やニューヨーク近代美術館にも収蔵されています。誕生から12年が経った今年、そのデザインコンセプトを受け継ぎ、進化をとげた6代目が登場。

実は今回ご紹介した3人のクリエイターの仕事場には、そっとINFOBARが登場しています。クリエイターごと趣向の異なる空間ながらも、そこに馴染み、彩りを与えていたのがこのINFOBARでした。

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どのクリエイターの空間にも共通していたのは「居心地のよさ」を忘れないこと。必要なのは刺激的なものだけではありません。

リラックスしている時が一番クリエイティブだと言われています。きっと居心地のよいデザインに囲まれて仕事をする生活をするのはクリエイターだけでなくすべての人にとって大切なことです。

LIFESTYLE×INFOBAR」では、今回ご紹介した3人以外にもさまざまなクリエイターやショップのこだわりの空間やプロダクトが紹介されています。あなたのライフスタイルを充実させるためのヒントを探してみませんか?

LIFESTYLE×INFOBAR

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