幾重にも重なるロマンチックな織物は、恋文みたいだね

まるで恋文がしたためられているような、そんなロマンチックな織物があるんです。

沖縄の八重山地域に伝わる伝統的な織物「花織みんさー」。その特徴的な五つと四つの絣(かすり)模様は「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く」という意味が込められており、古来より女性から男性へ送る手作りの帯に編まれてきたのだそうです。

また、絣の両側には二本線のタテスジ(縞)が伸び、「まっすぐに末永く愛が育まれていきますように…」との願い。帯の両側にはムカデの足に似た模様が施され、「足繁く私のもとへおいでください」との思い。また、藍一色で何度も色を重ねて染めあげていたことから、「愛(藍)を重ねて」という意味もあるのだとか。

まさに愛しい人への思いが幾重にも綴られている模様なのですね。

女性から男性へ。親から子へ。そして、大切な人へ。願いや祈りを込めて「ティサージ(手巾)」を贈る。ロマンチックな歴史を重ねる石垣島。

そんな伝統工芸「花織みんさー」を手軽に楽しめる、「花織みんさマスキングテープ」をご紹介します。

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島の魅力を再発見することを目的として開催している、石垣市主催の「USIO Design Project」。「花織みんさマスキングテープ」は、公募で選ばれたクリエイターと地域生産者のみなさんが、協働で作ったリデザイン名産品なのだそう。

デザイナーのいしがみ あきよし(Graphika Inc. )さんと、八重山で失われつつあった「花織」の伝統を新しい形で甦らせた織物工房「みね屋工房」がコラボレーションすることで、このテープが生まれました。

石垣の人々が昔から大切にしている文化の力を借りて。

こんな風に愛のメッセージが詰まったマスキングテープで、さりげなく、あの人に想いを伝えてみてはいかがでしょうか。



購入はこちらから。

花織みんさマスキングテープ [USIO Design Project]

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FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。モノを書く以外にも、イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。子は男の子2人。執筆記事一覧はこちら

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