繊維問屋街がアートな空間に生まれ変わったよ


JR熊本駅から路面電車で5分ほどの場所。

駅と中心市街地のちょうど中間地点にあり、かつて繊維問屋街として賑わいを見せた町、河原町をご存知でしょうか?

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日本の産業構造の変化によって、今や数件の問屋を残すだけとなったこの町。空き区画には、倉庫として使用されているもの、権利者不明のまま放置されているものもあります。

河原町電停を降り、通りを奥に入るとそこには軒を連ねた長屋。

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昭和に建てられた店舗や看板が、問屋街ごとそのまま残っている不思議な空間のこの街で、「河原町プロジェクト」という活動があります。

それは若手企業家やクリエーターを斡旋誘致し、街の活性化を図るプロジェクト。

問屋街の自治組織・河原町文化開発研究所の代表を務める「Gallery ADO」の黒田恵子さんを主体として、毎月第2日曜日にはイベント「河原町アートの日」を開催しています。

今回はその様子を一部、ご紹介します。

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河原町アートの日は、「アートと人と町を結ぶ日」。絵や写真、インスタレーション作品やストリートパフォーマンスなどを発信しています。

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入り口で、妄想作家だいぢさんの、きのこモチーフ雑貨が出迎えてくれました。

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こちらは藤川圭子さんの作品。色とりどりの絵はがきの数々が、店舗のシャッターに飾られています。

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これはNOiさんのシャープペン画のオリジナルイラスト。どのように描かれているのか、NOiさん自身から説明を受けながら、その繊細なタッチを見ることができます。

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山下まろぅさんの作品は、猫のキュートな視線に思わず足をとめてしまいます。猫好きのまろぅさんは、猫のいろいろな仕草や表情をはがきやシールにして販売。

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上田敦士さんの「きぶん屋本舗」では、青山小鉄を主人公とした世界が描かれています。

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また手作り昆虫のこんな作品も!

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腕時計は実際に触らせて頂いたのですが、虫が苦手な私は少し怖気付くほどリアル。重厚感もあり個性満点です。



また、河原町には、「アートの日」の開催に関わらずキャンドルアーティストBECHAさんのお店や、雑貨といった様々なショップが並んでいます。

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実際に作品を手にして、狭い路地の中で会話が弾むこと間違いなし。

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昭和の景色を残した寂れた通りに、活気溢れた若者の姿。建物と人が対照的で、独特の空間を作り出しています。

イベントの日に必ず開いているショップばかりではありませんのでお気をつけください。

河原町では、インスタレーション作品やストリートパフォーマンスなど、河原町を舞台にアートを発信してくれるクリエーターを募集しています。

懐かしい景色と一緒に、あなたもこの町を「創造」しに行きませんか?

河原町アート
Gallery ADO

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1987年生、西村優紀子。熊本市在住。大学卒業後、音楽科講師として中高一貫校の教壇に立つ。退職後は作編曲家、ライターとして活動。編曲作品はウィンズスコアエレヴァートミュージックから刊行。好きなものは音楽、読書、映画。座右の銘は志在千里。執筆記事一覧はこちら

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