スイスデザインのギグ・ポスターで壁を埋め尽くそう


ギグ・ポスターといえば、ガリ版刷りの質素なものから、アートプリントとして高額で取引されるものまで、プロモの域を超えたシーンとして根強い人気を確立しています。

そんな中異彩を放つのが、今回紹介するswissted

1957年にリリースされ、今もよく見かけるタイプフェースであるHelveticaの元となったAkzidenz-Groteskを使い、70年代から90年代の名バンドのギグポスターをスイス・スタイルデザインで再構築したものを多数収録する大型本です。

スイス・スタイルはHelveticaなどのサンセリフフォント、シンプルな図形の組み合わせと少ない色使いが特徴的で、ここ数年ウェブサイトやモバイルアプリなどで流行しているフラットデザインに繋がるものがあります。

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スイスデザインの一例。1962年発行の化学の教科書。Photo by Dominik Wagner (via Flickr).

この本を手がけたのは、NYCにデザイン事務所を持つ、グラフィックデザイナーのMike Joyce。エンターテイメント/ミュージック業界で活躍しており、ギグポスターデザインもメインの仕事の一つのようです。

swisstedに収録されているポスターの題材になっているバンドの有名どころを挙げると、The Beastie Boys、The Clash、The Pixies、Green Day、The Ramones、Devo、The Sex Pistols、Sonic Youth, Pavement, Iggy Pop、Nirvanaなど。

A4より少し大きいくらいの各ページには切り取り線がついており、本から切り離して壁に貼るもよし、フレームに入れて飾ってもよしと、なかなか悩ましい仕様になっています。

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ぼくもリリース直後に一冊を購入して、アパートの廊下を埋め尽くしてみました。唯一残念なのは、全ページ両面刷りなこと。どちらのページを表にしようかずいぶん悩めます。

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いろんな楽しみ方のあるswissted、一冊いかがですか?

[swissted]
Swissted: Vintage Rock Posters Remixed and Reimagined [Amazon.co.jp]

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アメリカでいちばん無名な日本人デザイナー。オレゴン州ポートランドを経て、現在ワシントン州シアトルのグローバル広告代理店勤務。デザイン、インディ・ミュージック、コーヒー、パシフィック・ノースウェストの面白いモノあたりがテリトリーです。執筆記事一覧はこちら

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