ビールに合う本をブックコンシェルジュに選んでもらったら

最近よく見かけるカフェと隣接している本屋さん。今や、「カフェと本」のコンビネーションは多くの人に愛されています。

コーヒーを飲みながらの読書はとても心が落ち着きますが、ここで一つアイデアが。読書のお供にビールはどうでしょう?

ビールを片手に読書、それはきっと特別な時間になるに違いありません。



今回用意したのは、1995年にアメリカのデンバーで生まれたクラフトビール「ブルームーン」。

何やら、試飲会の時に、「こんなに素晴らしい味は奇跡!(Once in a blue moon !)」と、話題をさらったビールなんだとか。

ラベルは絵本の絵のようなかわいらしいデザイン、そして素材はナチュラルなものにこだわってオレンジのピールを使うなど、今までにない新しいビールです。味も香りもアートな見た目も楽しめて、これなら気兼ねなく本の世界に入り込めそうです。

…早く飲んでみたい! でもその前にお供になるべく本を探さなくては。

でもビールと相性のいい本ってなんだろう? そこで本と言えばここ、「代官山 蔦屋書店」にいって探してみることに。



和書から洋書まで幅広いジャンルが充実している蔦屋書店なら、きっとビールと合う本が見つかるはず。でも自力でまだ見ぬ本を探し出すのはちょっと大変…ということで、代官山 蔦屋書店にいる本のプロフェッショナル、ブックコンシェルジュに相談してみることにしました。



相談にのっていただいたのは料理本専門のコンシェルジュ、桑田伊古奈さん。さっそく「ビールに合う本を紹介してください!」と聞いてみました。

ビールに関する本なのか、どんな内容のものがいいのかなど、コンシェルジュさんによる細かな質問に応え、どんな本を求めているかを伝えます。唐突な質問にもかかわらず、丁寧な対応で相談にのっていただきましたよ。



そして桑田さんが紹介してくれたのは、世界中のビール情報が詰まった、「ビール図鑑」ともいえる本『The World Atlas of Beer』と『Craft Beer World』の2冊。



普段手に取らない本と出会えるのも、ブックコンシェルジュに相談する醍醐味。今回は装丁のイラストがかわいい『Craft Beer World』をチョイスしました。

ちなみに、ブックコンシェルジュの方に相談するときは、ちょっとしたコツが。私がやったように見つけたい本のテーマ、たとえば「ビール」とだけ伝えるよりは、歴史が知りたいのか、作り方が知りたいのか、を伝えると、探し求めていた本が見つかりやすいみたいです。

コンシェルジュサービスは、代官山 蔦屋書店内にあるコンシェルジュカウンターに行けば受けられます。(担当のコンシェルジュがいない場合もあるので、事前の電話をおすすめします)



さて、本も決まったので、さっそく2階のラウンジ「Anjin」へ。

Anjinは代官山 蔦屋書店2号館2階スペースにあるおしゃれなラウンジスペース。落ち着いた柔らかい照明の明かりとゆったりと座れるソファーが並び、壁には様々な書物のアーカイブがずらり。バーカウンターもあり、読書をするには最高の場所です。

では、「ブルームーン」をいただきます。…と行きたいところですが、ここで最後のもうひと工夫。

「ブルームーン」を、より一層おいしくする“魔法の儀式”があります。



ボトルを横にしてゴロゴロ。前後に数回転がします。



ボトルをゆっくり起こし蓋を開け、



グラスを傾けて香りを楽しみながら泡を作り、



オレンジを添えて完成です。

ブルームーンは無ろ過でナチュラルな素材を使ったビール。そのため、少し濁った黄金色をしています。だから最初にゴロゴロと前後にボトルを転がして、底にたまった酵母を均等になじませます。

今回は特別に自分でゴロゴロとさせてもらいましたが、普段Anjinではこの工程を経たブルームーンがグラスにいれられて出てきますよ。

ようやく準備が整ったところで、一口いただくと…飲み口はとても爽やか! 素材に使われているオレンジピールの柑橘の香りがふんわりと漂い、最後にちょっぴりスパイシーなコリアンダーシードの余韻が残ります。

添えられたオレンジガーニッシュにより瑞々しく爽快な香りを引き立たせ、次の一口を誘います。



ちなみに最近よく耳にするクラフトビール。

『Craft Beer World』を読んでみると…、驚くほど種類が多い! フルーツビールや黒ビール、ワインのようなビールまでバラエティはかなり豊富。そして、どれも職人さんによって丁寧に作られているのだそうです。

作り手の個性とクラフトマンシップによって生み出された一杯が、「ブルームーン」ということなんですね。



普段は賑やかな場所で飲まれることの多いビールですが、静かな場所でゆっくりと飲むのも味わい深くていいものです。

座り心地抜群のソファーに身を任せ、おしゃれな音楽をBGMに、口にするビール。時がゆったりと過ぎていって、いつもの読書をさらに豊かで趣のあるものにしてくれます。

美味しいビールを片手に読書。それは、とても贅沢で大人な時間でした。

[ブルームーン]


「ブルームーン」をご自宅でも!お取り寄せサイトがオープン!

撮影協力:代官山 蔦屋書店
営業時間:7:00~翌2:00 ( 2Fは9:00~)
電話番号:03-3770-2525

代官山 蔦屋書店 2号館2F「Anjin」
営業時間:9:00~翌2:00
電話番号:03-3770-1900

Photographed by Nagaomi KAWAHARADA

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