オペラ好きが夢見るシドニーデザインなトレーラー


シドニーのオペラハウスと言えば、オーストラリアのシンボルとしても親しまれている、猫耳が何層にも重なったようなあの独特の形状をした20世紀を代表する近代建築物。



その形を模したキャンプテントトレーラー「OPERA」は、2006年から設計開発が始められ、プロダクトとして完成した2009年以降には熱狂的なファンを作り出し、オランダ、スイス、オーストラリアにまで広がりを見せました。2010年から2011年に掛けても数々のデザイン賞を受賞しています。



中はとても広くて明るく、様々な設備も整っていて、かなり使いやすそうな印象ですね。



ところが残念ながらビジネスとして継続することが難しくなり、2012年には製作販売を中止。今ではユーザーによる小さなコミュニティーが存在するのみとなってしまったそうなのです。



素敵なデザインの素晴らしいプロダクトも、やっぱりビジネスの世界では競争ですからね、その舞台から消えてしまうことも。とても残念ですね。



コンパクトにまとまる本体さながら、ビジネスもコンパクトにまとめられてしまった、名作とも言えるプロダクト。いつかこのド派手に目立つキャンプトレーラーが再生産される日が来ると良いのですが…。

THE OPERA: A MOBILE DESIGNER SUITE [inthralld.]
[OPERA - Your suite in nature]

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様々な業種で幅広く得た経験を生かして、「いいもの」「いいひと」を「新しさ」「面白さ」でつなぐことをライフワークにセミナー講師やライター業をしています。執筆記事一覧はこちら

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