ガラスの中に息づく小宇宙


京都で活動する作家、Re:planter(リ・プランター)こと村瀬貴昭さん

使われなくなったTVやPCの基盤、電球など様々な人工物と植物の融合させた作品を発表。日本には古来、華道、茶道、禅道、武道などの多くの「道」がありますが、Re:planterは、その作品から同じく「道」を再確認してもらうべく活動しています。



中でも彼の作る「SpaceColony」シリーズは、忙しい生活と小さな住空間で暮らす現代人のための新たな中庭照明。植物は光源となるLEDと数週間に1度の水やりで育成します。

日々、成長し変化していくコロニー。



剪定などを楽しむことで、中の様子をより細かい部分まで感じることができ、普段目にする景色も違って見えてくことでしょう。



例えば、公園の花壇やアスファルトの隙間にも、植物たちの営みを発見できます。



SpaceColony シリーズは販売とリースの2通り。球の種類は6種類、それぞれに数通りの植栽を用意。販売価格は33,000〜46,000円。

HPより資料請求(PDFファイル)すれば作品を選ぶことができます。その後、希望のサイズや植栽をメールなどで打ち合わせていき、決定。オーダーしてから球内できちんと根が張り、自然サイクルができるのを確認してから専用ボックスで梱包し発送してくれます。



同じく京都で活動する家具作家のkijirushi(木印)との共同開発でスタンドも完成。SpaceColony に付属しているので楽しみ方も広がりそう。

購入者自身で設置する場合は「天井を含む設置場所の全体の写真」「接続部の写真」をメールにて送付。電源コネクターや配線の長さ、吊りに際しての方法などを提案してくれます。

「Re:planterの作品は現代社会に向けた盆栽です。盆栽とは自然の一部を用いて景色を作りその景色を好みに育てることにより、その人の心の小宇宙を作り出すものです。小宇宙は庭園の定義でもあり私たちの生活でもあり、宇宙の中の地球でもあります」

Re:planterの作品を通じて知ってもらいたいこと、それは意識の持ち方だといいます。植物という生命と正しく向き合うことで、私たちは新しい視点をもつことができ、それがよりよい生活、心を豊かにするに結びついていくのです。



専用の手引書やメンテナンスツールも用意されています。5種セットで5,000円(照明と一緒に購入の場合は3,000円。自分好みの中庭に仕上げることができます)。

部屋の中で楽しめる新しい形の盆栽。あなたも育ててみませんか。

Re:planter

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京都・一乗寺のギャラリー・カフェ&アートショップ「Black bird White bird」キュレーター。編集者として出版社、編集プロダクションでの東京勤務を経て、2013年独立、現在は京都在住。アート、デザイン、ものづくりに関わる人の情報交換や発信のお手伝いをしたいと思っています。執筆記事一覧はこちら

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