NYのゴミ箱改革でホームレス・ゴミ問題を考える

ニューヨークの有名な美術大学「Pratt Institute For Design」に在籍しているNicole Howellさんの卒業プロジェクト「Toss With Care」。

NYの街中にあるゴミ箱に、普通のゴミリサイクル食べられる物の3つに分かれているウェッジを取り付けて、ゴミの分別をさせるもの。

リサイクルしやすいゴミ箱をデザインするのではなく、NYCに暮らす人たちにホームレス問題への意識を高め、無駄になる食べ物の多さを再確認させるプロジェクトです。現在実験的に、ブルックリン地区で行われています。

もともとの彼女の実験的プロジェクトは(trash)Polineと呼ばれるもので、ゴミ箱にトランポリンのようなネットを取り付け、ポイっと捨てるとそのまま自分に跳ね返ってくるユーモアの効いたもの。自分の捨てたゴミについて、もう一度捨てるものかを考えさせるコンセプトでした。



そこからプロジェクトは進化し、3つに分かれたゴミ分別枠へと発展したのです。

ものを捨てるときに、まだ食べられるものを捨てていることを意識させます。また、この分別があることで、ホームレスの人がゴミ箱から簡単に食べるものを拾えるようになります。



ホームレス問題、そしていかに私たちが無駄に食べ物を生産しているかを気付かされます。

Nicoleさんのプロジェクト、只今ニューヨーク市に申請中で、市をあげてのプロジェクトになるように頑張っています。

Nicole Howell’s “Toss With Care” Trash Can Addresses Homelessness and Sustainability in NYC [Inhabitat New York City]
[Toss With Care]

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NY在住20年のベイビーブーマー。もうすぐ博士課程を卒業。専攻は臨床健康心理学。「病は気から」を研究する学問です。既にセラピストとして、認知行動療法などを介入して活動中。心と体に作用する、瞑想、霊気、タロット、アロマセラピーなどをセッションに用いています。通訳や翻訳の仕事も大好き。最近はセックスセラピーもしようと思案中。執筆記事一覧はこちら

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